×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

Harawata0003

まるい
東京都墨田区業平3-1-1、03-3624-0205、17:30〜22:00、日休

 「まるい」と言っても駅からかなり離れた場所にある(殴)。こんなところに飲み屋さんがあるのか?と思うような場所まで歩いて、やっと辿り着くのである。お店はカウンターとテーブルが一卓という、小ぢんまりしたキャパで、ご主人と奥さん2人で切り盛りされている。普通の焼き物だけではなく、ホイール焼きや網焼き風、それに生ものまで置いてるので、2人ではこの広さが精一杯なのだろう。
 ここでは、まずレバ刺しを食べてもらいたい。そのレバーの甘さは、「自分はレバ刺しが嫌いじゃなくてヨカッタァ〜」と実感できるはずだ。そのレバーも成長した牛と仔牛とでは、色合い、食感、味が違ってくるので、両方ある場合は「どちらにしますか?」と聞いてくれる。私なんぞは、2つ並べられれば違いが分かっても、どっちがどれだなんて判別がつく訳もなく、どっちを食べても「うまぁ〜」と言いながら、カウンターを叩いているのである。
 もうひとつの必須メニューはナンコツホイル焼だ。ナンコツはカリッとするくらいに焼いて食べるのが旨いが、みじん切りにした大量の玉ねぎとナンコツをアルミホイルで焼くと、玉ねぎから出た汁とナンコツの肉汁とが交わって、口の中に何ともいえない甘い旨みが広がるのである。それを味わいながら、コリコリの食感をしばし楽しみ、レモンハイで流し込むのである。そして「くぅ〜」と言いながら、またしてもカウンターを叩くのである。
 博多の屋台にはポピュラーなメニューとしてサガリという焼き物があるが、ここではそれによく似た豚頬のステーキを食べることができる。豚といっても侮るなかれ、これもお薦めの逸品である。(01.6.19)


上段:店構え、レモンハイ
中段:レバー刺、カシラ焼(ネギ付)、豚頬のステーキ
下段:ナンコツホイル焼、皿に移したところ(笑)、皮なしタン
 訪問を重ねるうち、レバー刺しやナンコツホイル焼きの他に、「まるいに来たらこれでしょう」というメニューがどんどん加わってきた。そんなに食べられる訳ではないので、その日の気分やローテーションを考えて注文しなければならないのだが、、、(笑)
 さて、一躍定番注文のトップに躍り出てきたのはシロ焼きである。切り口の大きなシロが網で焼かれ、最後に特製の醤油ダレをかけて出される。その時、マスターの「ニンニク大丈夫?」の声に「はい」と応えると、特製醤油ダレにニンニクが加えられる。ニンニクが加わると旨さが数倍に膨れ上がるので、何があろうとも「はい」と応えるべきである。話に夢中でタイミングを逃した時などは、「あっ、はいはいはいはい、入れます入れます入れます」と連呼してしまうくらいだ。そしてそのシロ焼きだが、ひと噛みひと噛みでしっかり噛み切れるほどの柔らかさと、炭焼きの香ばしさと、特製醤油ダレ&ニンニクの旨味で、飲み込むのが惜しくなるくらいの旨さなのだ。
 この特製醤油ダレ&ニンニクで食べるもうひとつの逸品が、馬のステーキである。ヒレ肉の部分だろうか、サシの入っていない筋肉が、まるでタタキのようにレアーの状態で焼かれ、それに特製醤油ダレ&ニンニクがかけられる。サシが入っていないのに肉はとても柔らかく、筋肉の旨味がしっかりと味わうことができるのである。
 まるいの肉の新鮮さが分かれば、生ものもレバーだけに留めるのはもったいない。ということで、人数が多ければ、タン刺しやガツ刺しも注文したいところだ。タンはサシがしっかり入っているので、気をつけて見ると、どのお店のタンよりもピンク色をしているのに気がつくだろう。極端な言い方をすれば、醤油につけた時に脂がパッと広がり、口に入れると脂で歯が滑って噛めないという具合だ(笑)。ガツ刺しは当然湯がいてあり、大振りな切り口にもかかわらずすんなり噛み切れて、コリコリの食感を楽しみながら食べる事ができる。ガツ刺しはみそだなぁという向きには、まるいサラダをお薦めする。野菜にのったガツにみそダレがかけられて出てくるのだ。(02.3.27)




上段:シロ焼き、馬のステーキ
下段:タン刺し、ガツ刺し、まるいサラダ