Harawata0006

縄のれん
東京都渋谷区恵比寿西1-8-4、03-3496-2919、18:00〜22:00頃、日祝休

恵比寿駅界隈は、チーマー以前の渋谷界隈にあった風情が残っており、もつ以外でも寄り道したくなるお店がたくさんある場所だ。幾つかリピートをするお店の中でも、この縄のれんは最も風情のある、浅草辺りにありそうな形態で営業を続けているお店なのだ。正に縄のれんをくぐって引き戸を開けると、炭酸のケースを重ねてその上に板を置いたテーブルが並び、厨房を囲むカウンターと併せて、仕事を終えたおじさんたちがひしめき合っている。親父さんか女将さんに人数を告げると、周りを見渡してちょっとした隙間に入れるよう声をかけてくれる。まずは、ハイボールを注文する。巨大なヤカンから怪しい色のアルコールがコップに注がれ、氷と炭酸が入れられると出来上がりだ。大坂屋@門前仲町の焼酎と同じくらいケミカルな味で、モツ系の焼き物にピッタリはまるからたまらない(爆)。焼き物も、油断していると瞬く間に品切れの札が下がっていくので、女将さんの手が空いたところを見計らって好みを注文する。そして、出来上がった焼き物は、カウンターから呼び出しがかかるので(笑)、受け取りにいって炭酸ケースに持って帰ってきて食べるのである。ハラミも旨いが、ミノ、ハツ下のコリコリ物は、ハイボールのピッチをグッと上げてしまうのである。(01.4.26)

上段:煮こみ、ミノ・ハラミ、ステーキ(ちょっと食べた後(^^;)
下段:ハツシタ・レバー、髄