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Harawata0018

池田や
東京都品川区東大井5-5-14、03-3474-2260、17:00〜ネタ切れ(土は開けても一時間くらい)、日祝休

 大井町という処は、実はディープな街なのだそうだ。なるほど、萬来園のおやじさんを見ればすぐに納得できる。って、そうではなく(^^; ディープなゾーンが多い街なのだそうだ。確かに、永楽のある東小路、東急大井町線のカード下、阪急の裏手辺りなどは、目的のお店がなければ足を踏み入れることはほとんどないだろう。
 ディープな場所にもつのお店が多いのは定説だが、散歩の達人の2003年3月号によれば、大井町は「都内の生肉をほぼ一手に扱う東京食肉市場から程近く、地の利の良さは都内屈指」だからホルモン系のお店が多いのだそうだ。
 果たしてこの池田やも、東小路からゼームス坂を少し入ったディープな場所で、古くから営業しているもつ焼きやさんだ。

 お店は8席程度のカウンターとテーブルが3卓、そして奥に小上がりという具合の佇まいで、カウンターの中ではご主人らしき人が七厘を使って串ものを焼き、若夫婦らしき2人はそれ以外のつまみや飲み物を作り、もうひとりの女性と客あしらいを担当している。
 4人は常に動いているので、新規の客が座っても注文を取りに来るようなシステムではないらしい。席に座ったらお店の人が顔を上げるタイミングを見計らい、うまいこと注文を通していかなければならないということだ(笑)。
 何はともあれ、真っ先に注文しなければならないのが煮込みである。19:30くらいには間違いなく売切れてしまう人気商品なのだ。どのような煮込みかというと、シロと豆腐の煮込みなのだが、シロがこれ以上は無理だろうというくらい細かく切ってあり、豆腐と一緒にとても上品な味に煮込まれている。それでいて非常に柔らかく、豆腐と一緒に食べてもクニュクニュと口の中で馴染んでしまう。一口食べれば、これあっという間になくなってしまうというのが納得できるはずだ。
 細かく切られているのは煮込みのシロだけではなく、ガツ刺しのガツも細切りでとても食べやすい。客層に女性がかなり多くみられるのも、この辺りの食べやすさにあるのかもしれない。
 焼き物は3本がセットなので、種類と塩かタレを告げると、一皿に3本のって出てくる。ネタは小ぶりで、あまり大口を開けずに食べられるので、これまた女性受けするところだろう。塩には皿の真中に辛味噌がのっていて、それをつけるもよし、唐辛子をつけるもよし、好きなように食べればよい。タレは濃い目の醤油ダレで、何とも言えぬ絶妙な甘っ辛さだ。焼き方はご主人におまかせで、シロ以外は全体的によく焼きに仕上げているようだ。
 飲み物は、ビールと焼酎のウーロンハイ・レモンハイがメインだが、隠れメニューに焼酎を冷たいお茶で割るお茶割りがあり、これが上品なつまみによく合ってなかなかいける。 (03.4.17)
 惜しまれながら2005年に閉店。


上段:煮込み、ガツ刺し、カクテキ
中断:レバー塩、ナンコツ塩、タン塩

下段:シロタレ、シロ塩、お茶割り