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Harawata0062

煮こみ
福岡県福岡市中央区平尾1-12-22、092-525-1166、18:00〜翌2:00(日祝17:00〜翌2:00)、連休翌日・盆・正月・GW

 西鉄薬院駅から高架線と薬院新川の間を南下して行く界隈は、専門学校が入ったビルと小さな町工場が点在する静かな街並みである。そこから高宮通りに出る前の路地に、ポツンとひとつだけ縄暖簾のかかったお店が佇んでいる。「煮こみ」と書かれた看板がなければ気がつかないほど目立たない店構えだ。

 中はカウンターと小さなテーブルが3卓、それと奥に広めのテーブルが1卓あるようだ。その日は台風の影響か先客2名であったが、普段は開店してすぐに席が埋まってしまうほどの人気らしい。なるほどカウンターに座った途端、旨いモツが食べられそうだというオーラが感じられる。まずは店名となっているもつ煮込みを注文し、刺身は何にしようか迷っていたら、ご主人が「ハツとセンマイを合わせて出しましょうか」と言ってくれた。いーお店だ。
 ヱビスビールを飲んでお通しの大根の漬物を摘んでいると、あまりの旨さにそれだけでビールを飲み終えてしまった(^^; 煮込みは注文ごとに鉄鍋でひとつずつ作られるので多少時間がかかるようだ。豆腐と煮込まれた丸腸がくにゅくにゅして、関東で食べる煮込みとはまた違った趣がある。それにしても、あまりに濃厚なので驚いていると、何と水を使っていないのだそうだ。丸腸の脂と味噌だけなので、これだけの濃厚さになる訳だ。
 特上ホルモン焼きは、何ともでかい丸腸の塊がフライパンにのって出てきた。旨いには旨いが、これだけ脂身がでかいと、私でも途中で食傷気味になってしまう。煮込みの濃厚さがまだ残っているからだろう。ご主人に「なぜ九州で食べる丸腸は、関東のシロと違って脂身が多いんですか?」と聞くと、「関東のはホルスタインが多いからでしょう」とのこと。う〜む、牛乳を搾り取られた後のホルスタインだから、脂肪がほとんどない訳か。疑いもなく納得せられる説だわなぁ(^^;

お通し大根、もつ煮込み、特上ホルモン焼き
 ここの刺身はハツ刺しとセンマイ刺しの2種類で、レバ刺しは扱われていない。しかし、この2種類でも充分に堪能できるのである。ハツ刺しは胡麻油と塩、センマイ刺しはポン酢と柚子胡椒をつけて食べると、それぞれの特徴を思う存分味わうことができる。
 ご主人から「是非最後にスープを飲んでみてください」とのことで、〆に牛の旨味がたっぷり詰まったスープをいただいた。これも旨い。腹に余力があれば、テール雑炊にしても良さそうだ。次回は是非数人で来てみよう。(04.9.6)

牛ハツ刺身・センマイ刺身、それぞれの拡大

スープ