Harawata0080

UMAI
福岡県福岡市中央区白金1-15-3ダイヤパレス白金1F、092-525-7680、18:00〜翌3:00、無休

 ホルモン系のお店が多い博多でも、薬院駅の南側は新しいお店がよくできるので、なかなか目が離せないエリアである。この日も馬肉をリーズナブルな値段で食べられるお店ができたと聞き、早速訪ねていったのだった。薬院駅を渡辺通り側に出て白金1丁目に向かって300mほど進んだところに、シマウマの頭が飛び出している新しそうなお店が現れた(爆)。まっ、まさかシマウマを食べさせられるんじゃぁ(^^;

 果たして馬はアフリカではなく熊本直送だそうだ(笑)。若くて気持ちの良い店員さん達にお薦めを聞きながら、まずは馬刺しの盛合わせと馬レバ刺しを注文する。その日の良いものを選んでくれる馬刺しの盛合わせは、特上赤身、バラ肉のフタエゴ、タン、そしてタテガミだった。熊本式に卸ニンニクとオニオンスライスをのせ、甘いたまり醤油を付けて食べるとどれも皆旨い。博多のレバ刺しは、はじめから胡麻油+塩の味付けがされてでてくるタイプが多いが、これが実に絶妙な塩加減で旨いのだ。
 次はさくら納豆である。ユッケ風に細かく切った馬肉(さくら)に、納豆ときざみ海苔と万能葱、それと卵の黄身が合わせられ、ぐるんぐるんにかき混ぜてから口に入れる。イカ納豆やマグロ納豆とはまた違い、コクの増した味わいでこれまた旨い。人気商品だというメンチカツは、牛肉よりも肉汁は少ないものの、肉のうまみがしっかり味わえる。
 残念なのは、ホルモンの味噌煮込みが当初のメニューから外れてしまったこと。精肉よりもホルモンの方が高いのだそうだ。しかし、それを差し引いても来た甲斐があるお店だ。このまま気持ちの良い接客でがんばって欲しいものである。(05.4.11)

お通し/馬刺し盛り合わせ(特上赤身・フタエゴ(バラ)・タン・タテガミ)/レバ刺し

さくら納豆/メンチカツ