Harawata0096

米山
東京都北区赤羽1-64-7、03-3901-7350、18:15〜24:00、日祝休

 2004年3月に当時まだバリバリの営業マンだったラ友のたーぼー氏と2年半振りに会った。お互いに顔を忘れていたりして、都営三田線の巣鴨の駅で一度すれ違っても気が付かなかったという事実(^^; そして高木に行ったのだが、「赤羽の米山って知ってる?」と聞くと「いゃぁ知らないっす。八起じゃないっすか」と応えていた。その日は懐かし話に花が咲き、平澤蒲鉾でも盛り上がり、「また一緒に北区の開拓をしましょう」と言って分かれたのだった。そんな男が・・・その後何度も米山に行って「旨いっすよぉ〜Ψ(`▽´)ΨケケケΨ(`▽´)Ψケケケ」というメールを送ってくるという暴挙に出ていたのである。
(ノ≧ω≦)ノ ミ ┫:・'.::・┻┻:・'.::・.::・ オリャァァァァァ!
 そもそも北区という場所は私にとっては板門店みたいなもんで、前社時代の入社後半年間東十条に通っただけの国境の街だ(爆)。お店といえばからし焼きと五味鳥くらいしか印象に残っていないし、よほどのモチベーショを与えられない限り出向く処ではないのだ。ようやく今年の1月に米山襲撃計画を立てたら、雪が降りそうだというので埼玉屋に日和ってしまったという体たらく。もう縁がないお店だと思っていたところ、ようやく誘いが掛かってきたのであった。
 その日、赤羽駅でたーぼー氏と通称苺さんと待ち合わせをしていたら、2人が示し合わせたようなバンダナで登場したため、バンダナ狸大・小の揃い踏みとなり、ひとりバカウケする私(殴)。何しろ開店と同時に一気に席が埋まると聞いているので、初めての店に行くとは思えぬような速さでどんどん道を進んでいく。丁度ぎりぎりに席に着ける順番に入れたが、バンダナ狸大・小を見たご主人に「狸は外でお願いします」と言われ(嘘爆)、ありがたく外でくつろがせていただくことにした。

 まずはホッピーを注文すると、でかい洗面器に入ったホッピーセットがカウンター越しに手渡された(^^; シャーベット状の焼酎はホッピーを注いでも解けない(爆)。でも、暑いからグビグビいってしまう。これが後で大きなダメージになろうとは・・・(^^;

ホッピーセット/焼酎が透明じゃないのはシャーベットのため(笑)/バンダナ狸大・小
 最初に出てきたのはあっさり煮込み。魚出汁のスープで食べる豚のシロは、今まで食べたことのない逸品で、苺さんの「焼餅入れて食べたいね」っていう感想が言い得て妙だ。個人的には「これはモツを食べる出汁って気がしない」というのが率直な感想だが、目から鱗が落ちたことは間違いない。シロタレもみたらしだんごをちらっと思い浮かべさせる甘辛のタレが珍しいですねぇ。続いてハツ半生とレバー半生だ。醤油をかけてニンニクをのせて食べると、これが旨〜〜い。この時点で既にナカのお替りである。この後、水餃子とアブラがポンポンと出てきた。水餃子は肉がしっかりと詰まって、こうやの皿ワンタンを初めて食べた時のような感動を覚える。アブラはたっぷりとお酢をかけ、口の中がラードに支配されないようにして食べる(笑)。ここら辺でまたまたホッピー追加である。

あっさり煮込み/シロタレ/ハツ半生

レバー半生/水餃子/アブラ
 ここでぷっつりと注文が止まってしまい、バンダナ狸小が子袋ポン酢を追加しながら「マカロニサラダと肉豆腐忘れてないよね?」と聞くと、「やってる暇ねぇ〜〜」という返事が返ってきた(^^; まぁ、ゆっくり待ちましょう(笑)。胡椒の効いたマカロニサラダ、コリッとした食感が楽しい子袋ポン酢を食べていると、お待ちかねの肉豆腐が登場した。こりゃぁいかんでしょう〜、「ナカ追加ね」(爆)。

マカロニサラダ/子袋ポン酢/肉豆腐
 なんだかんだで2時間以上居座ってしまったが、このシャーベットホッピーがじわじわと効いて、帰りの湘南新宿ライナーで有体離脱してしまいましたとさ。(05.9.13)