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Harawata0098

第一亭
神奈川県横浜市中区日ノ出町1-20、045-231-6137、11:00〜24:00、火休

 京浜急行の日の出町駅を降りて、「さて野毛へ向かおうか」と歩き始める場合、ほとんどの人は平戸桜木通りかその1本裏のなか通りへ続く道へと進むだろう。何故なら、大岡川に沿うエリアは石鹸の香りも芳しいおピンクゾーンになるのと、ダークな身なりでお立ちあそばす方が現われる場所だからだ。もちろん、そちらを目的とする人はその限りではない(^^; そんなことを知らなかった時、夏の昼間に自転車でその辺りを徘徊していたら、何の変哲もない中華屋さんの看板に目が奪われてしまった。そこには、ホルモン鍋、ホルモン炒めあり、庇には舌尾頭耳豚足と言う文字が書かれているのだ。これは入らない訳にはイカンでしょう〜。

 中に入ると、奥は大岡川を見渡せる小上がりで、手前がテーブルとカウンターになっている。壁に貼られた年季の入った品札には、庇に書かれているようにホルモン系の料理名が並び、注文を聞きに来た店員さんに気付かず熟読に入ってしまったという事実(^^; そういえば、モツ系を多く扱う中華というと、私のつたない経験からすれば、台湾料理を思い浮かべるのだが、果してこのお店も台湾料理店と銘打たれている。ならば期待を裏切られることはまずないはずだ。そして、これを書くまでに都合3回通ってみたが、5種類のモツ料理を食べてみたところ、どれも実に美味しく作られているのに驚かされた。
 ホルモンと子袋は甘めの味噌ダレで輪切りのネギとともに炒められている。この味噌ダレが実に旨いのだ。ホルモンだというのにご飯が欲しくなってしまうくらい旨い。普段酢味噌で食べることの多い子袋だが、コリコリの食感と甘味噌がバッチリ合うところがまた面白い。耳は定番の酢味噌が添えられてくるが、ゼラチン質と軟骨部分の食感が極端に違わない湯がかれ方が絶妙だ。豚足うま煮はもう少し煮込まれていた方が好みだったが、出色はチート(ガツ)の生姜炒めだった。チートの柔らかさもさることながら、片栗でとじられた生姜の香味の残り方が、料理人の年季を感じさせるのである。
 看板にあるホルモン鍋というのがとても気になるので、これからもちょくちょく通いたいお店だ。(05.8.21)

ホルモン炒め/子袋/耳

豚足うま煮/チートの生姜炒め/チャーハン