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Harawata0110

日南
東京都品川区東五反田1-13-6、03-3449-4425、18:00〜21:30、土日祝休

 20世紀の後半にこのお店がdancyuに掲載された時、紙面に出ていた髄の串焼きがまるで河豚の白子焼きのように、ハラミ焼きはミディアムレアのフィレステーキのように映っており、居ても立ってもいられずに予約を取って食べに行ったのであった。当時からお一人様1本限りだったハラミは350円で、タン刺し、タンシチュー、ナンコツつくね等を食べ、テールオジヤで〆るのが常であった。(当時の画像はほとんどがピンボケ(^^;)

店構え/タン刺し/髄ニンニク炒め

軟骨つくね/タンシチュー/テールおじや
 忘れもしない2001年9月、千葉の乳牛に日本発のBSEが発見されたと報じられ、その後11月には北海道で2頭目が発見されたことから、第一次BSEパニックが勃発したのであった。牛肉の需要は一気に落ち、牛肉を扱うお店の客足は激減し、お店は自衛策として牛肉のメニューを外すこととなってしまったのだ。我々モツを愛する者達にとっては、全頭検査による安全性を理解して粛々と事態を見守っていたのだが、モツ、それも特に牛タンが高騰してしまったのだ。日南や四谷の牛タン専門店である忍にとって、仕入れ価格の高騰は大打撃である。結果として、忍は値上げ、日南はメニューの一部カットと値上げという形をとらざるを得なくなったのであった(これはあくまで私の推測です)。そして、この後に起こるアメリカ産牛肉の輸入禁止が決定してからがまたイタかった。仙台の牛タン専門店でも、多くのお店が閉店を余儀なくされたということだ。

 器量の狭い私は、タン刺し、レバ刺し、タンシチューのなくなった日南には魅力を感じなくなり、しかも予約が非常に取りづらくなってしまったので、しばらく日南を訪問することがなくなっていた。が、5年も経った今になって、ふと日南のことを思い出すことがあり、うまいことに予約も取れたので行ってみることとなった。
 相も変わらず大盛況で、19:00に着いたらタンなど売り切れてしまったメニューもあるという。飲み物は冷蔵庫から好きなように出すというシステムは昔と変わっておらず、暗い店内でサッポロ黒ラベルで乾杯となった。レバ刺しには胡麻塩と黒胡椒たっぷりのバター風味のタレが添えられてきた。ふむふむ、なかなかいぃーですねぇ。本日のサラダも注文してヘルシーな立ち上がりである(笑)。

ビール・お通し空豆/レバ刺し/本日のサラダ
 お一人様1本のハラミ焼きは、かつての値段の倍になってはいるものの、肉汁たっぷりで粒マスタードを付けて食べるとタマランチ元会長が現われる(^^; 私がポテトサラダにタバスコをかけるようになったのは、ハラミ焼きの付け合せのポテトサラダにそうしてみたのが始まりだ。今日もタバスコを頼むと、業務用の巨大タバスコとお弁当用の超ミニタバスコが出てきた。なかなか洒落の効いた店員さんだ。う〜ん、ビールが進むぞ!新しいメニューのヒットは、次に出てきたミノとホルモン炒めだ。タマネギとともにピリ辛系に味付られ、別皿で出してくれるパクチーと一緒に食べると旨々である。

ハラミ焼き/大小タバスコ/ミノとホルモン炒め
 ここら辺でグレープフルーツサワーに切り替える。なんこつハンバーグは、通常2つのところを3つに分けて作ってくれるというサービスがありがたい。そしてデミグラと肉の中のコリコリが旨い。韮オムレツは三杯酢をかけて食べる。この三杯酢の味は、以前髄の三杯酢に使っていたものと味が一緒で懐かしかった。調子に乗ってきて、ここで禁断のワイン割りをいってしまう。これ飲んで、かつて撃沈としたんだよなぁ(遠くを見る眼)。無菌豚のニンニク炒めは結構なボリュームがあって、これは最初の方に頼むべきであった。

グレープフルーツサワー/なんこつハンバーグ/韮オムレツ

ワイン割り/無菌豚のニンニク炒め
 そして、〆はなんこつカレーに定番のテールおじやである。カレーが実に旨いのには驚いた。テールおじやは相変わらず良い出汁が出ている。再評価をすると、昔の面白みはなくなってしまったが、料理を楽しむという分には全く問題ないということだ。2年に1回くらいは来るようになるかなぁ(^^; (01.2.22)

なんこつカレー/テールおじや/付け合せキムチ