Harawata0154

一慶本店
福岡県福岡市中央区春吉2-10-14、092-731-3999、15:00〜翌2:00、無休

 博多に出張で来ると、春吉のビジネスホテルに泊まることが多い。ここら辺のビジネスホテルは概して安いし、美味しいお店が徒歩圏内にたくさんあるからだ。メインは勿論後者である(^^; そうは言ってもなかなか行けないお店もある。ひとりでは食べられない鍋系のお店だ。なので、一慶の存在と美味しいという噂は以前から分かっていたのだが、なかなか入る機会がなかったのである。そうこうしているうちに、八丁堀の支店で食べる機会があり、そこで食べた炙りもつに感動したので、おじさん2名で出張する機会にようやく本店詣でとなった次第だ。黒塀に囲まれたお店は入口が二つあり、左がもつ鍋、右が水炊きのお店だそうだ。

 左の入り口から入って人数を伝えると、2階の座敷に通された。「では炙りもつしょうゆ味を2人前」と言うと、「3人前からになります」と言われる。呆れて「3人前からなの」と聞き返すと、「男性お2人なら3人前は食べられますよ」と言うではないか。じゃぁ、女性2人だったらどうなのよと聞きたいところだが、大人になってこれ以上言うのはやめ、あとは酢もつ、牛レバ刺し、手羽先しょうゆ煮込み炙りを注文した。
#後で調べてみると、ぐるなびには「3人前からの注文となります。追加は1人前からどうぞ!!」と小さく書かれていた(--;
#やはり一人では入れないお店だ
 トリビーを飲んでいると、どしどしつまみが出てきて、鍋もあっという間にコンロに置かれた。手際が良いというか、流れ作業というか・・・(^^;
 お通しは枝豆。夏なんだから冷凍の枝豆は使わないで欲しいなぁ。酢モツと牛レバ刺しは旨い!手羽先しょうゆ煮込み炙りも、トロトロなのに香ばしくて、これは同行者も絶賛だった。

トリビー・枝豆/酢もつ

牛レバ刺し/手羽先しょうゆ煮込み炙り
 さて、メインのもつ鍋に火が通ってきたので、もつとキャベツをどっさりと取り、鷹の爪をかけて食べてみる。う〜むぅ、一慶八丁堀店で食べた印象とはまるで違い、普通のしょうゆ味のもつ鍋と大差ない味だ。炙りもつの香ばしさがいまいち感じられない。もつを取ってみると、焦げ目は付いているが、入っているもつ全体に均等に火をいれていないみたいだ。それと、八丁堀店ではもつ鍋2人前に炙りもつを1人前追加しているから、その比率の違いもあるかもしれない。おじさん2人で3人前のもつ鍋を平らげたら原一平君になり、ちゃんぽん玉を追加する気力もなく、いまいち釈然としないまま店を後にした。(08.8.10)

炙りしょうゆもつ鍋3人前/火が通ったところ/もつは炙られているが・・・