Harawata0167

田ぐ家
長崎県佐世保市上京町7-6、0956-24-8559 、18:00〜翌2:00、日祝休

 神奈川県民の私から見ると、佐世保の街は横須賀に似ているところが多いと思う。軍艦が着くとアメリカ人が街にあふれ、バタ臭い雰囲気が漂ったりするが、山県町界隈を歩くと昭和の匂いがぷんぷんしていて、郷愁にどっぷりと浸ることもできるのだ。そんな郷愁漂う繁華街にある、長屋のような雑居ビルの2階に、この田ぐ家というお店があるのだ。

 20代後半の店主ともうひとりのスタッフで切り盛りしている小ぢんまりとした店内は、何とはなしに居心地良さそうな雰囲気が漂っている。カウンターに座り、とりあえずの生ビールをいただく。メニューにはもつ系の料理が多々示されているので、その中から丸腸炒め、ほっぺ炒め、それに豚足焼きを注文した。喉が渇いていたので生ビールを一気に飲み干し、キリンラガーを注文すると「ちょっと待っててください」と慌てて酒屋に買いに出てしまう店主(^^; 「ごめんなさい切れてます」じゃなくて、こういう小回りの効くところは若者らしくてよろしい(笑)。そうこうしているうちに、丸腸炒めが出来上がってきた。うひょ〜っ、このコロコロの丸腸がいぃぃぃぃぃぃぃぃですねぇ。くにゅっとした食感の後にじゅわっと広がるシロの油。もうタマランチ元会長だ。

生ビール/キリンラガー

丸腸炒め/ころころの丸腸
 お店にある焼酎は全てロックが500円、お湯割り水割りが300円という設定なのも嬉しい。長崎ということで、壱岐ゴールドを水割りでいただくことにする。めじろが藤沢にあった頃、よく店主の大西さんから飲まされた焼酎なので、壱岐ゴールドにはちょっとした思い入れがあるのだ。ほっぺ炒めは、なんというか、豚肉というよりも、鴨肉のようなしっかりした味わいで、柚子胡椒がよく合う逸品だ。豚足焼きはお約束のポン酢タレで食べると、コラーーーーーーゲンのくにゅくにゅが旨かぁ〜である。続いて、地鶏のタタキと豚タンの焼きを注文する。地鶏のタタキは、外側のみに火が入ったまさにタタキ状態で、柚子胡椒をのせてポン酢でいただくと・・・イカンでしょう〜〜〜〜!鹿児島の大安で食べる鶏刺しとは一味違った旨さだ。こりゃぁ焼酎がすすむわ。豚タン焼きが出てきたところで、黒霧島のお湯割りに切り替え、わしわし食べてぐいぐい飲む。先客が横浜市戸塚区出身だという事が分かり、会話が一気に盛り上がり、勢いづいた我々は、豚ミノ天ぷらとつぼ鯛味醂干しを追加する。九州でよくいう豚ミノは、我々がガツと呼ぶ豚の胃だ。柔らかく煮込んだガツを天ぷらにして食べるのもオツですなぁ。つぼ鯛は味噌漬けで食べることが多いが、味醂干しもなかなかいけるじゃないですか。いゃぁ、飲んだ、食った。居心地の良さとつまみの美味しさで、ここは佐世保出張の定番コースに決まりだな。(09.5.13)

壱岐ゴールド水割り/ほっぺ炒め/豚足焼き

地鶏タタキ/豚タン焼き/黒霧島お湯割り

豚ミノ天ぷら/ツボ鯛味醂干し/店主近影(笑)