Harawata0204

たん右衛門
神奈川県横浜市中区若葉町1-7、045-252-3779、17:00〜23:00、日祝休

 会社の鎌倉会で私と同い年のおじさんが、30年来お付き合いしている牛タンのお店に連れてってくれると言う。場所を聞くと、界隈には特殊浴場が林立する、横浜でも結構怪しいところだ(^^; まぁ、美し過ぎる産業医と3人で週末に集まろうということだから、とんでもないことなはならないだろう。ということで話はとんとんと進み、日ノ出町からおじさんふたりが若葉町へ歩いて行くのであった。(それだけで充分怪しい(^^;)

 まずはおじさんふたりで、トリビーで乾杯し、お通しの野菜と酢もつをつまんで美し過ぎる産業医を待つ。このお通しだけで、博多系のお店であることは明白だ。博多出身のおじさんが贔屓にする訳だ。

お通し酢もつ/お通し野菜/トリビー
 その美し過ぎる産業医は、四街道から車を飛ばし、野毛の自宅に荷物を置いて、30分遅れで駆け付けてきた(笑)。もう一度ビールで乾杯し、焼き物をスタートしてもらう。最初に出てきたのは、たんばしらと茄子巻きだ。たんばしらはたんの根元の硬いところだろう。この肉汁が玉ねぎの甘い汁と口の中で合体し、何とも言えない味わいになる。茄子にバラ薄切りを巻いた茄子巻きは、茄子から出る熱い汁をハフハフ言いながら口の中で冷まして食べる。これも旨かぁ〜。さぁ、続いて出てきたのは、このお店の看板であるたん焼きだ。焼き色を見た時点から失禁寸前だったが、口に入れた途端失禁である(爆)。断面のなんと美しいことよ。肉汁の実に美味しいことよ。最後に付け合わせのサニーレタスに肉汁を浸し、口に入れたら再度失禁してしまったという事実(殴蹴)。

たんばしら・茄子巻/たん焼き/綺麗な断面
 ここで、常連の同行者が伊佐美を注文してくれ、それをロックでいただくことに。んがぁ〜、旨かぁ〜。私が乙類焼酎に開眼したのは、この伊佐美を飲んでからなのだが、今や数年に一度くらいしか口にできないモノになってしまったなぁ(しみじみ)。たん焼きの次はさがり焼きだ。これには美し過ぎる産業医が大反応(爆)。たんより好きかも〜とのたもうた。これは伊佐美が進むわ(^^; 焼き物は、合鴨つくね、椎茸と続き、途中でメニューにないホルモンを出してもらい、バラで〆られた。

伊佐美オンザロックス/さがり焼き/美しい断面

合鴨つくね・椎茸/ホルモン/バラ
 そして、ラストはテール雑炊である。付け合わせに高菜が付いてきたが、まずはノーマルで一口いただく。テールの味がぐわーんと口に広がり、もう故タマランチ元会長だぁーーーー!同行のおじさんが大将に「味噌入れて」と頼むと、辛味噌が雑炊にのせられた。これを混ぜて食べると・・・イカンでしょう〜!秘伝の辛味噌ひと匙でぐっと味が締まりますなぁ〜。そして、高菜を全部投入して食べると・・・更にイカンでしょうーーーーーー!!高菜好きにはたまりませんなぁ〜。

テール雑炊・高菜/秘伝の辛味噌投入/高菜投入
 大変美味しいお店に連れて来ていただいたが、お勘定になってくりびつてんぎょう。ここは軽い気持ちで食べにくるお店じゃありませんな。次は接待で来よう(殴)。(12.7.27)