Harawata0214

たゆたゆ
大阪府大阪市北区堂島1-4-8、06-6341-1810、17:00〜翌3:00、日休

 大阪は全く不案内な土地だが、北区堂島エリアがどういう場所かくらいは分かっているつもりだ(^^; 大阪の凄いところは、このような場所にもホルモン店ができてしまうということだ。ん?銀座にもささもとがあるか(^^; まっ、それはそれとして、家賃が高いだろうなぁと心配してしまうような場所にでき、あっという間に人気店になってしまったのがたゆたゆだ。日本血液学会に来た機会に、予約を入れて3人で食べに来た。

 トリビーで乾杯し、メニューで気になったものをぐいぐいと注文する。お通しは軽い味噌味のスープで炊いた野菜だ。野菜の優しい甘みがいいじゃないですか。次はもつ刺し盛り合わせだ。ガツ、ハツ、小袋、タン、ハラミだ。もつ刺しといっても皆たたきになっているのはこのご時世ゆえ仕方のないことだ。まず最初のインパクトは煮込みだった。シロとハツなどが味噌味でふっくらと煮こまれ、シロのくにゅっとした食感と旨みがぐいぐい入ってきてデラウマじゃん。店員さんも良い人で、2杯を3皿に分けて出してくれた。大阪に勤めたら、わたしゃ毎日これを2杯食べて帰ってもいいな(^^; そして、野菜を食べないと死ぬ女に注文したミラクルサラダを食べながら角ハイを飲み、最初の焼きものが出来上がるのを待った。

生ビール/お通し温野菜/ガツ刺し・ハツ刺し

コブクロ刺し/タン刺し・ハラミたたき/煮込み

ミラクルサラダ/角ハイ
 まずは塩系で食べるのを推奨されたタン、のど軟骨、胸腺だ。置いてあるのが一味唐辛子というのも流石である。それを振って食べると、厚切りカットのタンがジューシーですねぇ。のど軟骨も良い具合に焼かれ、こりこり・じゅわーというダブルの美味しさを味わえる。胸腺は言わずもがなのあふれる肉汁(笑)。なかなかのレベルですなぁ。1クール目の最後に出してくれたのはタンシチュー。これが2度目のインパクトだ。軟らかく煮こまれたタンの肉汁がデミグラソースと口の中で絡まり、ほほほほほほほほほと笑いが出てしまう。もっと色々と食べたいので、中々のお湯割りに切り替えた。

タン/のど軟骨/胸腺

タンシチュー/中々お湯割り
 3回目のインパクトは2クール目のすぐにやってきた。ラムラックだ。ラム肉にグリーンのチリをのせて塩を付けて口に入れると、柔らかく焼かれたラム肉から仔羊が踊りだした(笑)。ラム嫌いの人はぎりぎりの匂いだろうが、私はもう少し匂った位が好みだ。でもこれも旨かぁ〜である。続いてタレ系の焼物がどんどん出来上がってくる。レバー、ガツ、シロ、テッポウだ。レバーのタレはちょっと甘かったが、その他はさらっとした醤油ベースでもつとよく合っている。シロのくにゅくにゅとテッポウのもっちりぐにゅぐにゅを味わいながら、ここでお勘定となった。こういうもつ焼き店が大阪に出来てきたのは凄いことだ。店員さんも気持がいいし、こりゃ流行るのは当然だな。どうもご馳走様でした。(14.11.1)

ラムラック/レバー/ガツ

シロ/テッポウ