Harawata0226

丸昌
宮城県仙台市青葉区中央1-8-2、022-712-2538、11:00~24:00、無休

 東北でもつ焼きという食文化は存在するのかと疑問を持っていたら、流石は東北の玄関である仙台には丸昌というもつ焼き屋さんがあると聞いた。とはいえ、2012年開業だから、決して古くからもつ焼き文化があった訳ではないようだ。仙台駅前の居酒屋が軒を連ねる一角にお店はあり、19:00位に行くと満席で、10分ほど待ってようやく入ることができた。

 最初は煮込みや茹でものを選び、それらをつまみにしながら飲み始めた。ガツ刺しがなかなかいいじゃないですか。メニューの数がやたらに多いし、値段も激安で視点が定まらない(笑)。

トリビー/お通しキャベツ/ガツ刺し

センマイ刺し/煮込み/ホッビー
 もつ焼きの隣に串煮込みとあり、焼き物とほとんど同じものが書かれている。おでんもあるので、もつはおでんのお汁で煮込まれるのか、はたまた煮込みのお汁で煮込まれるのか、フロアのお兄さんを呼んでいくつかのもつを選んで伝えると、ほとんどヤマになっているという事実。レバーもなけりゃシロもガツもない。ダメじゃん!19:00でもつのメインがなくなるっちゅうのは、どんな仕込みしてるのよ_| ̄|○ かろうじて残っているテッポウと子袋を注文すると、結構な時間のあとにそれらが出てきた。結局、煮込みのお汁で煮込まれてた訳だが、注文を受けてから投入されたものなので、全然もつが柔らかくない。ダメじゃん! そんでもって、煮込んでトロトロだというから頼んだ豚足は、中まで熱が入っておらず、切り分けられないという。

串煮込み(子袋・てっぽう)/豚足
 ならば焼いてもらおうと、テッポウ、子袋、カシラを注文すると、ようやく普通のもつにありつくことができた(^^; メニューを眺めて、同行者が250円のヤキメシってどんなんでしょうね」というので、「そりゃぁ、頼むしかないだろう」ということで出てきたヤキメシを食べて驚いた。醤油とニンニクと胡椒と紅ショウガと化学調味料で作られたヤキメシはすこぶる旨い(爆)。今日注文した中で一番旨い。同行者が「ひとり一つ頼んでもよかったですね」というのもごもっともだ。

カシラ・てっぽう/熱燗/ヤキメシ

てっぽう
 食べるもつがないのでお勘定すると、やたら飲んだのもあってひとり3000円だった。この店は16:00に来てもつ焼きをどどっと食べてすちゃっと帰るのが正解なんだろうな。(16.9.27)