Harawata0227

京ホルモン花
京都府京都市南区東九条北烏丸町3-13、075-691-2887、17:00~24:00、月休

 八条口のホテルを取ったのであらたに行ってみると満席。リカバリーを考えていなかったので、ホテルに向かって歩いていると、京ホルモン花という店が現れた。これは神様が入れと言っているのだろうと確信し、これ幸いとこれ幸いと中に入り、カウンターに座った。

 メューを眺めると、ざっと数えただけで45種の串物があり、その他、煮物、焼き物、炒め物があるという事実。ホワイトボードにお薦めという5種類の串物が書いてあったので、これと煮込みとすじ炒めを注文した。すぐにお約束のキャベツが出てきて、それをつまんでいると最初にすじ炒めが出てきた。おぉっ、ちょっちゅ噛み応えのあるすじだが、噛みしめても噛みしめても旨味が湧いてきて、ホッピーがすすむ君だ。続いて出てきた煮込みは、さすが45種類の串があるだけに、ありとあらゆる部位の切り落としが、大根とこんにゃくと一緒に煮込まれている。メインはハツだろうか。これもホッピーがすすむ君だ。

お通しきゃべつ/ホッピー/すじ炒め

煮込み
 続いて串物が出てきた。まずは花ハツ。脂の付いた心臓だ。なるほど、普通のハツより甘味がじゅわっと広がりますなぁ。次はタケノコ。大動脈ということは、久留米でいうセンポコ、東京ではイカダとかコリコリなどと呼ばれる部位だ。これは食感を楽しむタイプですね。そしてトップギアラ。赤センマイとかギアラと言われる牛の胃の脂身部分らしい。脂身だけに柔らかくてギアラより食べやすい。次はテッチャンが出てきて食べ始めたのだが、私は何故かテッポウと勘違いしていて、何だかさらっとした直腸だと思ってホワイトボードを見直し、テッチャンと分かって納得したというおそ末君(^^; そしてレバーは期待通りのパフォーマンスで納得だ。

花ハツ/タケノコ/トップギアラ

てっちゃん/レバー/麦焼酎
 麦焼酎をもらって口をサッパリさせ、最後にシビレとヤンを追加した。45種類も串物があって、定番商品以外はどうしているのか焼き台を見ていたら、いちいち冷蔵庫から出して串打ちして焼いている。これじゃぁテンポは遅くなるわな。しばし待って出てきたシビレとヤンは、シビレは今まで食べたものと変わりなかったが、ヤンはコリコリではなくブニュブニュだったのには驚いた。間違いじゃないかと思いながらも、ところ変われば品川区役所というから(言いません)、黙って食べてお勘定した。そこそこ旨かったけど、串物がちょっと高めかな。(16.9.8)

シビレ/ヤン