Harawata0069

ほんま
東京都品川区南品川6-8-26、03-3471-8288、19:00頃〜ハラミがなくなるまで、日休

 城南のディープな居酒屋エリア大井町だが、駅の北側の改札から東口に降り、線路沿いに桜並木を歩いて行くとすぐに住宅街になる。そんなエリアに変わったお店があるというので行ってみることにした。調べたところでは17:00開店とあったのだが、その時間に着いても仕込みをしている気配もない。仕方がないので池田やで適当に飲み、19:30頃に電話を入れてみたら「開いてますよぉ〜」と返事が返ってきたので、改めて住宅街を縫ってお店に入った。

 お店に入ると席に着く前から店主の駄洒落攻勢をくらう。どんなリアクションをとれば良いのやら、一見の客としては固まらざるを得ないが、まずはおとなしくしておくことにしよう(^^;
 まずはお薦めのハラミと牛レバの刺身を注文する。まずはビールで乾杯するが、キンミヤのボトルを見つけるや否や、呑み助たちはすぐさまそちらに切り替えて、各自好きなようにロックやお湯割りで飲み始める(笑)。すぐに出てきたのはレバ刺しだ。コロコロして綺麗な色を放つレバ刺しを胡麻油と塩に付けて食べると、甘さとまったりした味わいが口の中に広がり、流石は食肉市場の恩恵にあずかる街だと感心してしまった。これは後を引きますねぇ〜。
 お次はハラミだ。肉を捌いて焼いているところを見ているだけで、既に「旨くないわけがない」という確信がもてるほど、肉も店主の動きも素晴らしい。それもそのはず。入り口に掛けられた「営業中」の札を裏返すと、「ハラミ売り切れのため閉店」と書かれているように、ハラミはここの定番であり営業時間を決定する商品なのだ。五反田の日南で食べたハラミに、勝るとも劣らない旨さだ。
 私は腹いっぱいで食べられなかったが魚も旨そうだ。たまには寄り道したくなるお店が一軒増えてしまったな。(05.1.25)

牛レバ刺し/ハラミ/刺し盛り