Harawata0119
やきとり屯
東京都杉並区梅里2-11-17、03-3313-1110、17:00〜24:00、無休
地下鉄新高円寺駅を出て青梅街道を西へ進むと、街道沿いに赤提灯が見えてくる。くっきりと黒字でやきとり屯と書かれた提灯が軒に吊るされ、焼き台の前のちょい飲みカウンターの前には紺地の暖簾が下がっている。
中に入ると左右にカウンターが設えてあり、厨房側に向かう席に座ってまずはホッピーを注文した。お通しはキャベツとオクラ。壺に入っている味噌を付けて食べるように勧められる。胡麻塩で食べるのも良いけど、こういう辛味噌で食べるキャベツもまた良いですねぇ。煮込みと焼き物をいくつか注文すると、大きな皿で出てきた煮込みは、酒場百選(浜田信郎著)にもあるとおりごくごく普通の煮込みだ(笑)。
ホッピー/お通しキャベツ/お通しおくら
煮込み
程なく焼き物が出来あがってきた。レバーにはタマネギが一緒に刺されていて、2つの相性がなかなかである。シロは脂が落とされてジャバラ状に串に刺さったタイプだが、香ばしさとクニュクニュ感を併せ持ってこれはこれで好みだ。何故かこれには芥子が付いてきた。シロを芥子で食べるのは珍しい気がするけど・・・で、塩で注文したタンとカシラには芥子が付いてない。むしろこっちの方につけて欲しかったなぁ(^^;
レバー/シロ/タン・カシラ
メニューに豚足があるのに気がついて注文したら、普通の湯がいた豚足だったので当てが外れてしまった。ここのところ九州の出張が多かったので、勝手に焼いたものだと思ってしまったのだ(^^; 酢味噌のタレがレンゲ置きに入っているのがなんともチープシックである(笑)。
豚足
お次は鶏に移行した。普段あまり食べないのだが、ここのツクネはなかなか旨い。塩と一緒に化調も使っているのだろうか(^^; 皮はシロと同様ジャバラに刺さったタイプ。これが105円とはお徳感が高いですねぇ(笑)。続いてとりハツ、とりレバーに舌鼓を打ち、ホッピーの中を2回お替りしたところでドライな酎ハイに移り、塩のナンコツ(ヤゲン)とずりで〆た。偶々の出先で寛いで飲めるお店と出会うのは、居酒屋ウォーカーの楽しみの一つなのだ。(06.5.26)
つくね/皮/とりハツ
とりレバー/ナンコツ・ずり/酎ハイ