Harawata0140

ギュートン軒
千葉県習志野市津田沼1-2-22、047-472-0501、15:00〜21:30、日休

 津田沼といえば、大学に入ってすぐフォークソング愛好会に入部したら、いきなり4年生と2年生の先輩に飲みに連れて来られた駅である。私は日本酒に弱く、当時は魚介類の珍味にも馴染みがなかった頃なのに、100円の塩辛で2合徳利で酒を飲まされ、北鎌倉駅から自宅までリバースしながら帰ったという、体内のハードディスクからアンインストールしたい記憶が残る街なのだ。それから丁度32年(自爆)。JRから京成までの界隈は様変わりしましたなぁ。私はもっと変わったけど(沈没)。仕事で近くまで来たので、担当者に駅まで送ってもらうと、開発整備された駅前に何やら場にそぐわないお店を発見した。こんな風情の店が残っているのは奇跡だと思い、いそいそと暖簾をくぐったのであった。

 中に入ると、店内の壁伝いにカウンターが設えてあり、15人も入れば身動きができないくらいの立ち飲み店だった。ビールの大瓶440円ともつ煮込み250円に玉子50円を入れてもらってぐびりと飲る。シロが良い具合に味噌で煮込まれ、これで250円はお値打ちだ。看板に榊原精肉店直営と書いてあったので、この値段と質の良さには納得である。このお店がいつから開業しているのか分からないが、ネタの注文を入れる電話を見れば、40年位経っているのは間違いなさそうだ(笑)。

ビール/もつ煮込み+玉子
 ビールを飲んでしまったので、チューハイと串系を注文する。もつ(シロ)が3本180円、タン・鶏レバーが2本180円、そして何故かカシラは1本120円(^^; 身は小振りで、クオリティーは煮込みには遥かに及ばない感じだった。
 280円のチューハイは焼酎があまり入っていない。隣のオジサンが「チューハイダブル」というのを注文したので、二杯目はそれにしてみると、ようやく良い感じの濃さなった。ダブルは460円だから、ちょっちゅ割高感は残る。フライはその場で揚げるので、これは熱々で旨い。また、魚介のつまみも結構置いてあるようだ。色々不思議なことが多かったが、まぁ、お安く上がることは確実だ。30分一本勝負にはもってこいのお店だった。(08.3.17)

もつ(シロ)・タン/チューハイ/鶏レバー・カシラ

ハムカツ/チューハイダブル