Harawata0158
串の一休
京都府京都市中京区木屋町通三条下ル石屋町115、075-221-9419、17:00〜翌2:00、無休
老若男女で溢れる京都三条の鴨川のたもと。人にぶつからないよう木屋町通を下ると、すぐに藍染に白字で「串焼」「ホルモン」と染め抜かれた暖簾が目に入る。一枚板に串の一休と書かれた、半分立ち飲み半分カウンターのもつ屋さんだ。ちょっとレゲエの音がうるさい店内を、若い男性が2人で切り盛りしている。
まずはトリビーで乾杯し、適当に串物を注文する。ハイネケンの生が喉に染み入りますなぁ。チャンジャをコリコリ食べていると、まずはテッチャンが出てきた。なかなか重厚なシロで、同郷のT部員などは「噛み切れない」と途中でギブアップする代物だ。これは気を締めてかからねばならないと思い、マッコリと瓶ビールを注文してマッコリのビール割にして飲み始める。するとフロア担当のお兄さんから、「お客さん通ですね」と言われてしまった(^^; 京都ではこうやって飲む人はいないのだろうか。
続いて豚と牛のホソが出てきた。ホソとは小腸だ。こうして食べ比べると、豚の方が牛より口当たりが優しく、テッチャンよりも食べやすい。途中でレバ刺しが出てきて、甘ったるいタレの味を胡麻油塩でかき消してくれた(^^; このレバ刺しはなかなか美味しく、決してタレの味を中和する役割ではないことを付け加えておこう(笑)。お次はミノである。周りに包丁を入れたミノは、コリコリの食感で皆が旨い旨いと食べている。串物ではこれが一番かもしれないなぁ。
生ビール/チャンジャ/テッチャン
マッコリのビール割り/ホソ/牛のホソ
レバ刺し/ミノ
続いてユッケと鉄板ホルモンが出てきた。ユッケはごく普通だが、鉄板ホルモンがかなりヒットだ。熱々の鉄板に、モヤシ、玉ねぎ、ニラと、その上に豚テッチャンの味噌炒めと九条ネギがのり、味もさることながら野菜とホルモンのバランスが素晴らしい。最後にチレとプチトマト、それに福煮込みという、こってり・さっぱりのコンビネーションを味わったところでお勘定となった。お店の形態からして、ちょこっとつまんでささっと飲んで帰るのが、このお店に合ったスタイルかもしれない。(08.10.9)
ユッケ/鉄板ホルモン
チレ/プチトマト/福煮込み