Harawata0161

お山の大将
東京都品川区南大井1-6-8、03-3764-4197、17:00〜23:00、日祝休

 京浜急行の立会川駅。旧東海道の品川宿からも外れ、よほど何かの馴染みがない限り、降りる機会はなかっただろう。しかし、ある時もつ屋さんの情報を得たので、意を決して向かうことになったのであった。それにしても、かなりディーーーーーーープな街だ(^^; 同行の路麺大帝と「ヤバい街ですねぇ」と言いながら5分ほど歩くと、目指すお山の大将が現れた。

 激しい通り雨の後、先客はひと組しかなく、大将はテーブルで新聞を読んでいるという(^^; 席に促され、ハートランドを注文すると、お通しの酢醤油に漬けられた子袋が出てきた。これがデラ旨!こりゃぁ、他のメニューもかなり期待ができそうだ。それにハートランドが450円だからねぇ、この時点で私としては充分満足の域に入っている(笑)。

お通しの子袋/ハートランド
 まずは焼き物を4種類ほどとレバ刺しを注文する。レバ刺しは葱とおろしニンニクに玉(ぎょく)が落とされていて、「醤油で混ぜて食べて下さい」と言われる。こういう作業は当然路麺大帝にお任せだ(笑)。ぐりんぐりんに玉を混ぜると、良い具合にコクが加わり、胡麻油塩とはまた違う味わいになる。旨か〜!レバーも新鮮そのものだ。

レバ刺し/混ぜたところ
 まったりしたレバーを食べ、ハートランドをぐいぐい飲んでいると、焼き物が出来上がってきた。デカイ!!皿からはみ出すタン、ガツ、テッポウ、シロ(爆)。で、添えられた辛味噌に付けて食べると、これまたデラウマだ。この大振りの串物が100円ですからねぇ。流石は食肉市場がある品川エリアだ。路麺大帝と飲むと、トマトの注文はお約束である。路麺大帝はマヨともつの辛味噌も付けて食べ、ヤバ!とのたもうている。これは激しく旨いという意味だ(笑)。ホワイトボードに書かれたヤンの文字が気になって注文すると、これはハチノスとセンマイの間の部分であった。お客さん・・・・これ・・・・ヤバ過ぎ晋作でっせーーーーーーーーー!!サクサクコリっとした食感がタマランチ元会長だ。

タン・ガツ・テッポウ・シロ/トマト/ヤン
 次に頼んだタタキはナンコツのつくねで、これがまた素晴らし過ぎ。まるで日南のナンコツハンバーグだ。これは仕込みが大変だろうなぁ。モノの値段というのは、仕込みを考えなければならないのが良く分かる。この店のために立会川で降りても、決して後悔はしないだろう。

タタキ/中はホクホク
 別の機会に再訪してみると、やはりコストパフォーマンスの高さは再現性のあるものであった。いつか大勢で来て、噂のサラダとモツ鍋を食べてみたいものだ。(08.10.27)

お新香/子袋・レバー/シロタレ