Harawata0181
ささや
東京都足立区千住2-65 、03-6661-3773、16:30〜23:00、日休
北千住駅の西口側にささやというもつ屋さんができたということは、王子狸から散々聞かされており、その旨そうな画像を日記でこれ見よがしに見せられていた。そして開店から3年目になって、ようやく訪問することができたのだった。
王子狸から少し遅れるという連絡が入ったので、カウンターの端っこに座ってホッピーと串煮込み3本を注文してひとりで飲み始めた。お任せで出てきた煮込みはフワ・テッポウ・シロだ。煮込みの味噌ダレが必要以上に濃くないので、もつ自体の味が活かされていていいですねぇ。するするホッピーが飲めてしまったので、中をお替りして煮込みの玉子をいただく。中心に箸を立てると、プチンとはじけて真っ二つに割れ、ホクホクの黄身が現れる。このくらい水分が抜けた玉子が、煮込み玉子の真髄ですなぁ。
ホッピー/フワ・テッポウ・シロ
玉子/ホクホクの黄身
そうこうしているうちに王子狸が現れ、ホッピーで乾杯である。彼も串煮込みとレバーペーストを注文し、「ここのレバーペースト、持ち帰りするほど旨いんすよ」と言う。いつも酔わせてお持ち帰りするわけか・・・スケベな狸である(殴)。おフランスパンにレバーペーストをのせて食べると、カリッとしたパンとレバーペーストのまったりとした味が良く合っている。なるほど、酔わせて、お持ち帰りして、家で好きなように凌辱する狸の姿が目に浮かぶわい(殴蹴)。と、玉子と一緒に注文した煮込みキャベツが出来上がってきた。これに一味唐辛子を振って食べると旨かぁ〜。まるで味噌もつ鍋のキャベツのようだ。
レバーペースト/煮込みキャベツ
この後の注文は王子狸にお任せである。串焼き5本をお任せで頼むと、まずはレバーしゃぶが出てきた。周りだけに熱が入ったレバーは、甘くて食べやすい。次はハツだ。これは塩とブラックペッパーで味付けられている。健康診断で心臓に毛が生えていると言われた王子狸は、医食同源じゃぁ〜と言いながら食べている。はたして、狸の心臓が豚の心臓で治るのだろうか(爆)。ピートロは味噌が付けられて出てきた。味噌と脂が馴染んで、非常に食べやすくなっている。ガツ芯は生醤油、テッポウはニンニクバターでこれはデラウマ。いやはや、色々と工夫してますねぇ。
レバーしゃぶ/生グレープフルーツサワー/ハツ
ピートロ/ガツ芯/テッポウニンニクバター
もう少し串を食べようということで、ハツモト、ナンコツ、エノキ巻きを追加する。生醤油のハツモトが香ばしくて旨かぁ〜。エノキ巻きは焼いては煮込みダレに漬け、また焼いては煮込みダレに漬けを繰り返し、これまた珍しい味わいに仕上がってきた。ガサガサしたところでお安く食べるのも良いけど、落ち着いた店内で創意工夫されたもつを食べるのもいいですねぇ。いゃぁ、月曜から堪能させていただき、ありがとうございました。(10.2.22)
ハツモト/ナンコツ/エノキ巻き