Harawata0202
玉や
神奈川県川崎市中原区小杉町3-430、044-722-5680、17:00〜23:00、日祝休
サラリーマンの私がもつ屋さんを新規開拓する際、最も敷居を高くする要因は、お店の混み具合が把握できないことだ。人気店であればある程、敷居がどんどん高くなり、テンションはどっと下がるのである。玉やの存在を知ったのは随分前のことだが、横須賀線に武蔵小杉駅が出来たのを機に是非行ってみたいと思い、路麺大帝に同行してもらうこととなった。満席覚悟でお店の前で待ち合わせると、丁度2人が座れる席が空いて滑り込んだ。ラッキー(^^)v これで高い敷居を跨ぐことができたという訳だ(笑)。
飲み物と煮込み、そして噂のポテサラをハーフで注文した。お久しぶりの乾杯をして、すぐに出てきた煮込みをいただく。シロにこんにゃくと大根がよーく煮込まれていて、はやる気持ちを落ち着かせるには充分な味わいだ。そしてすぐにポテサラハーフが出てきた・・・これはイカンでしょう〜。これ・・・ハーフですよね(爆)。今時、かき氷でもこんな盛りはないっちゅうねん!手作りのごろごろしたポテトがてんこ盛りで、ぐるぐるマヨをかけて、ドライベーコンまでのっている。しかも中にはトマトとレタスが入っていて、ウインナーも1本添えられている。これだけで原一平君になってまうまうやろ〜!!しかも、デラウマ!いやはやスタートからやられてしまった。
トリビー/煮込み/ポテサラハーフ
次に頼んだのは鮪だ。出てきたのはヅケにしている鮪がブツでごろごろ入った器で、取っても取っても鮪が中から湧いてくる(爆)。で、またこれが赤味と中トロのブツで、ヅケの具合もよろしくデラウマなのだ。
緑茶割り/鮪/ウーロンハイ
緑茶割りやウーロンハイがどんどん空き、ここで焼き物を頼まなければもう腹に入らなくなると思い、シロ、テッポウ、肝(鰻)を注文した。最初に出てきたのは肝・・・・・・・・故タマランチ元会長ーーーーーーーっっっっ!!!
これはイカンです。タレの具合といい、山椒の具合といい、今まで食べた鰻の肝で、唾液腺が痛くなったのは初めてだ(猛爆)。続いてテッポウとシロ。テッポウのくにゅくにゅがうっまぁーーーー!ここのタレはイカンでしょう〜。そして、生牡蠣焼き・・・・・あかぁーーーーん!!!小粒なのに牡蠣に凝縮された旨味が口の中に広がりまくりだ。最後に大将にくりからをタレで焼いてもらい、失禁しながらお勘定となった。いゃぁ、参りました。こんなお店が途中下車駅のすぐそばにあったとは驚きだ。次は、焼き物を制覇しなくては・・・。(11.10.18)
肝/テッポウ・シロ/生牡蠣焼き
くりから
2回目の訪問機会は2カ月もたたずにやってきた。路麺大帝と平和島の髭店主から、カウンターに席を確保できたというメールが入り、雨の中を急いでお店に向かった。15分前に入ったふたりは、ポテサラハーフだけ注文して、緑茶割りをちびちびと飲んで待っていてくれた。ありがとうございます。そして私もトリビーをもらって乾杯である。
ポテサラハーフ/トリビー
チョモランマなポテサラを、3人で棒倒しのようにこそっとつまみながら食べ(爆)、焼き物はタレからと思い、レバー、テッポウ、鰻肝を注文した。100円の串なのに大振りですなぁ。ねっとりレバーが旨かぁ〜。テッポウもいぃーーーーーーーーー!!!このテッポウには毎回感動させられるなぁ。そして、鰻肝・・・・イカンでしょうーーーーーーっ!タレと山椒との相性が抜群だぁーーーーーーっ!!私も緑茶割りをください!
レバー・テッポウ/鰻肝/緑茶割り
次は塩でいきましょうねぇ〜。大将に、のどぶえ、タン、ナンコツをお願いする。こっちもいぃーーーーですねぇ。ん!?あかん、ナンコツを齧ったら右奥歯の詰め物が取れてしまった(^^; えぇーい、ままよ。こうなったら左だけで食べてやるわい。と言いつつ、後半戦は生牡蠣焼きと鰻くりからを選んだ。
因みに、玉やさんでは「鰻からくり」と品札に書かれているが、倶利伽羅竜王が剣にとぐろに巻きついているのに例えているのだとすれば、「からくり」よりも「くりから」の方が合っている気がするが・・・。
閑話休題。
今日の牡蠣は大振りだが、海の旨味が恐縮されていてデラウマだ。これには3人で唸ってしまった。そして問題のからくり(爆)。もうね、言うことありまへんがな。これも旨かぁーーーーっ!
のどぶえ・タン・ナンコツ/生牡蠣焼き/鰻からくり
さて、次はどうしましょうかと言われたが、昼の担々つけ麺とミニチャーハンがまだ残っていて、ふたりには申し訳ないがここで一抜けさせてもらうことにした。それにしても、玉やは素晴しい。これでひとり2800円強だから驚きのコストパフォーマンスだ。一か八かの途中下車は冒険だが、また来てしまうだろうなぁ。(11.12.6)