Harawata0233

JIROCHO 酒一家
沖縄県那覇市牧志2-4-7、098-880-0400、17:00~翌1:00、無休

 国際通りからちょいと脇道に入ったところに、静岡おでんを出すJIROCHO 酒一家というお店がある。沖縄でわざわざ静岡おでん?と言うなかれ。清水エスパルス出身(笑)のご主人と奥さんが作るつまみの数々は、実に本格的「静岡」なのだ。

 初めて伺った時は2軒目ということで、いきなり残波黒1合をいただくと、最初の一杯ということで、水割りをサービスしていただいた。嬉しいサービスですねぇ。注文は静岡おでんの牛すじ、大根、黒はんぺんと、煮込みをお願いした。お通しは優しい味わいの茶碗蒸しとほうれん草だ。これがいいアテになって、残波黒がくいくい飲めてしまう(^^; そして静岡おでんの登場だ。ビジュアルからしてまさに静岡おでん(笑)。沖縄おでんに劣らず静岡おでんも島酒に合うんですねぇ。全て150円というのも店主の心意気だろう。JIROCHO煮込みは名古屋の甘味噌系で、ネギの白い部分が良い薬味なっている。これも島酒に合うわ。最後に清水名物カレーもつ煮込みをいただくと、金の字よりもスパイシーで馴染みやすい煮込みで、皿からお汁を飲んでしまうくらい旨かった。まだまだ食べたいメニューがたくさんあるので、リピートは間違いないな。大将、どうもご馳走さまでした。(17.2.7)

残波黒/お通し(茶碗蒸し・ほうれん草/静岡おでん(大根・牛すじ・黒はんぺん)

JIROCHO煮込み/清水名物カレーもつ煮込み
 2回目の訪問は2ヶ月後だった(爆)。ドアを開けると、カウンターに3人組、テーブル席に14人の団体さんがいて、しかも全員女子というのにたじろぎ、一瞬入っていいのかためらったという事実(^^; ご主人と奥さんが顔を覚えていてくれ、どうぞと促されて席に着いた。ビールを頼むと、お通しと共に出てきた。茶碗蒸しと角煮だ。これだけでビールが飲めてしまうな(笑)。すぐに出てきた煮込みは、ご主人からのサービスで玉子付きだ。どうもありがとうございます。どて系の甘い味噌煮込みは、相変わらずまーさんだ。ビールのあとに残波をいただくと、1杯目の特典でグラスには残波が入っている。飲み助のツボを押さえたサービスですねぇ。そして静岡おでんでしょう~。黒はんぺんはテッパンで、玉子とすじの3本をお願いする。そういえば静岡おでんってお汁を注がないんだな。今まで意識しなかったけど、初めて気が付いた。いやはや、サクッと飲んで食べて大満足。どうもご馳走様でした。(17.4.1)

トリビーとお通し(茶碗蒸し・角煮)/JIROCHO煮込み/残波黒

静岡おでん(黒はんぺん・牛すじ・玉子)