Harawata0239
丸貴屋
兵庫県神戸市中央区下山手通1-5-10、078-391-5881、17:00~0:00、月休
学会で神戸に来た夜にA博士とご一献。以前三宮に来た時に満席で振られた丸貴屋にリベンヂである。今日も予約で満席で、我々が入ってからすぐに全ての席が埋まってしまった。
トリビーをもらい、まずはもつ刺しということで、センマイと心刺しにチレユッケ、それにコッチョリという白菜の唐辛子和えを頼んだ。センマイ刺しはおなじみの唐辛子のタレでいただく。ふむ!鉄板の味だ(笑)。そして心刺し。これは生姜醤油で食べるだけに、まるで新鮮なカツオの刺身のような味わいだ。ここでコッチョリが出てきた。これは発酵する前の白菜キムチだ。言い換えればキムチの浅漬け。白菜にしゃくしゃく感が残っていてすこぶる旨い。続いてチレユッケ。これは想像していたよりも遥かに食べやすく、チレの血なまぐささは全くない。関東で食べるもつ刺しとはちょっとずつ違うものが食べられてオジサンふたりは気分上々である。
トリビー/センマイ刺し/心刺し
コッチョリ/チレユッケ
次はビールにマッコリを加えるという、勝手にカクテルを作って飲みながら、焼き物を注文する。まずはシビレ、コリコリ、ウルテだ。いつものように塩で出てきそうなものから選んだ。おおっ!シビレが旨かぁ~!なんとも素晴らしいねっとり感。コリコリはかなり歯ごたえがあったが、ウルテは丁寧に包丁が入れられていて、非常に食べやすい。ウルテは関西で食べるのが旨いわ。
シビレ/コリコリ/ウルテ
ネタケースにヤンのようなものがあったので、焼き方のおにいさんに聞くと、センマイですという。なるほど、ヤンはハチノスとセンマイの接合部で、センマイに近い色合いなので、ここではセンマイといって出している訳だ。立会川のお山の大将で食べるヤンより小振りだが、じゃくじゃくした食感はデラうまだ。そしてしっぽ、シマ腸、肝。しっぽとシマ腸はタレに付けて食べるように言われ、そうして食べるとこれまた旨い。肝はそのままで食べて思わず唸った。久しぶりに食べる絶品の肝だった。焼き物の最後にアスパラを焼いてもらい、〆炭にキムチチヂミを頼んだ。アスパラで口直しができ、チヂミの外かり中ふわを堪能してお勘定となった。
センマイ/しっぽ/シマ腸
肝/アスパラ/キムチチヂミ
いやはや、凄いお店が三宮にあった。焼き物は小振りだが、全ての料理が旨かった。いゃぁ、恐るべし丸貴屋。どうもご馳走様でした。(18.7.19)